お知らせ
お知らせ

お知らせNews

2025.04.19 その他,ハニカムブログ

◆デザイン筐体の量産について


【量産とは】
■量産とは大量に生産を行うことを指し、設計や試作など様々な工程を経て行われるもので、量産体制を整えることが製品開発におけるゴールとも言えます。
量産においては設計した製品をただ大量に作れば良いわけではなく、製品の品質はもちろんのこと、製作にかかるコストと生み出されるはずの利益を考慮しつつ、何段階もの試作を経て初めて量産体制に入ることができます。特に製品を量産し始めてから不備が見つかり後戻りすることになると莫大な損失が出てしまうため、そのような不備を限りなくゼロに近づけるための準備(試作検証)が必要とされます。


【量産試作について】
デザイン筐体を量産する前には試作を行い、量産に耐えうる機能やデザインになっているかどうか、つまり製品の品質を実物を通じて確認していきます。量産試作では製品の品質性を確認するだけでなく、実証実験を通じた耐久性や精度の確認、不必要な部品や工数をカットすることによる納期の短縮やコストの削減などにも貢献することができます。例えば医療機器を量産する場合、機器の性能の質が利用者の生命に関わることもあるので、精度や安全性に重点を置いて試作検証するなど、製品の使用者視点に立った柔軟な対応が求められます。


【顧客とメーカーに考慮した量産体制を検討する】
デザイン筐体の量産においては、顧客視点で正しい品質を確保するだけでなく、メーカー視点も加味して適切なコストや納期の算出に重点をおいて検討、実施していく必要があります。検討段階ではコストを決定する上で重要な「材質」や「金型」の仕様詰めや、適切な座組によってデザイン、設計、試作、量産に至るルートを最適化していきます。とくに設計開発から量産に至る前には試作品を作成し、品質性や耐久性、量産が可能かを繰り返し検討していく必要があります。


■ハニカムではあらゆる量産体制をサポート可能
HONEYCOMB GROUP(ハニカムグループ)では、想定される納期やお客様へのヒアリングをもとに生産工場や加工業者を選別&マッチングさせることで、プロジェクトチームを結成し、量産サポート体制を構築させていただきます。また、樹脂筐体に特化した工場で生産したい、コストを安くしたい、医療機器の実績がある会社に任せたいなど、お客様の要望にもできる限り対応させていただきます。

■開発リソースがなくてもハニカムにおまかせ!
弊社は様々な企業とお付き合いをしておりますので、お客様の要望に沿った専門業者を紹介させていただくことも可能です。技術は持っているが自社で開発機関を持っていない、あるいは工場を持っていない、というベンチャー企業やメーカーの方々にも、量産までしっかりサポートすることができます。まずはお気軽にお問い合わせください

コメント

コメント

この記事へのコメントはありません。