

お知らせNews
◆意匠デザインの設計開発における重要性
■意匠は筐体設計における根幹要素のひとつ
意匠デザインは、機能、設計、コストと共に、筐体の設計開発における最重要項目のひとつです。筐体を設計開発する際には機能を最適化する中で、意匠デザインの美しさやUI(ユーザーインターフェース)を追及することも大切になります。UIとは、つまりユーザーにとっての製品の使いやすさ、機能におけるデザインみたいなものです。例えば日本で発掘される土器を見ても、文様の複雑さや象徴性を探求していたと思われる縄文土器から、利便性を追求したシンプルな形状の弥生土器が誕生したように、用途に合わせて「もの」のデザインは変遷していきます。これは言い換えれば、適切なUIが生み出された結果、それがデザインとして多くの人に受け入れられて普及していった事例のひとつであると言えるでしょう。筐体設計において意匠デザインは、単なるビジュアルの枠を超えて、企業の精神性や哲学を体現し、世界へと伝播・流通していく可能性を秘めたものであるとも言えます。
■企業におけるデザインの価値について
近年では会社の経営資源の1つとしてデザインの価値が高まっています。これに伴って、製品のデザインが企業のブランドイメージに多大なる影響を与えるという考え方が昨今では定着しつつあります。筐体の設計開発において、これまでは外装設計者が基礎を設計し、その後でデザイナーが筐体をデザインするという分業的な流れが主流でした。しかし、前述のとおり、企業にとってデザインの価値が高まっていることに伴い、近年ではデザイナーが開発の初期構想からプロジェクトに参加する例も多くなっています。
■ハニカムグループではデザインと設計開発を併せて行える
【ハニカムグループの意匠デザインにおける主な特色】
・外装デザイナーと設計開発者の円滑なコミュニケーションが可能
・齟齬の少ないデザインレビューで所要時間やコスト削減に貢献
HONEYCOMB GROUP(ハニカムグループ)には、プロダクトデザイナーと設計開発者の双方が所属しています。そのため、弊社では意匠デザインと設計開発における、両者のメリット・デメリットをくまなく把握しており、専門者同士の滞りないコミュニケーションが可能であることが最大の強みになっています。それらの円滑なコミュニケーションは、認識のズレが少ない的確なデザインレビューも可能にします。デザインレビューとは、製品を生産する前段階でデザインや設計を複数者で評価する段階のことを指し、それらレビューの所要時間とコストの削減にも、弊社は貢献することができます。また、デザインレビューのイメージを掴みやすいように、クライアントに対しCGを作成し提供することも可能です。弊社が持続可能性を追及する製品開発の一助になれば幸いです。まずはお気軽にお問い合わせください。