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2025.03.01 その他,ハニカムブログ

◆板金筐体設計のメリットについて


【板金筐体設計とは】
■産業機器、医療機器などに使用される金属材料による筐体設計
板金筐体とは樹脂とならび、筐体設計の分野において、もっとも多く使用される素材のひとつで、とくに産業機器や医療機器、工場設備機器を製造する際によく使用されています。板金筐体はその名のとおり金属素材で構成される機器や機械の骨組みのことをさし、筐体という名をもつように「箱型」のものが多数です。身近なものでいうとオーブントースターやパソコンなどがイメージしやすいとおもいます。


【金属材料の種類について】
■金属材料は主に「鉄鋼」と「非鉄金属」にわかれています
鉄鋼は、鉄に0.02%~2%の炭素を含んだ金属材料で、熱や強度への耐久性の高さが最大の特徴です。鉄、鋼、ステンレスなどが板金筐体設計における代表的な鉄鋼材質です。また、熱処理を施すことで粘度、硬度、耐衝撃、耐腐食などあらゆる性質を向上させることができます。比較的安価であることも大きな特徴のひとつです。非鉄金属は、鉄以外の金属元素のことを指します。代表例は銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、スズ、ニッケル、マグネシウムなどです。例えば、アルミニウムは鉄鋼に比べて軽い、銅は熱伝導性に優れているなど、材料によって特徴が様々です。板金筐体設計において、特徴に合わせて金属の材料選定を行うだけではなく、加工性や入手性などを考慮する事もとても重要です。このように、鉄、及び非鉄金属は、板金筐体設計において欠かすことのできない材料なのです。


【ハニカムグループにおける板金筐体設計のメリットについて】
■意匠デザインを重視した板金筐体設計
工場や医療現場で使用される機器類は、一般的に大量生産(年間で数台~数十台程度)しない製品が多いため、商品設計において、機能性や生産コストばかりが重要視される一方で、デザインは軽視される傾向にあるのが実情です。そこで有効な手段として提案したいのが、板金によるデザイン筐体です。板金の溶接構造でも、デザイン性の高い筐体を製造することが可能です。HONEYCOMB GROUP(ハニカムグループ)では、デザイナーと設計者が共に在籍しているため、部門を超えた円滑なコミュニケーションにより、意匠デザインに優れた機器を製作可能です。


■イニシャルコストの削減にも貢献
弊社では、板金加工や切削加工などの生産方法を使った設計開発やデザインの提案などが得意であり、設備投資が必要で採算がとりにくい金型を使わない商品開発をご提案することができるため、イニシャルコストの削減にも貢献できます。筐体設計における意匠デザインの重要性について気になる方は以下の記事をご覧ください。
意匠デザインの設計開発における重要性

良いデザインで使い勝手の良い機器が欲しいなあ、商品設計のコミュニケーションを円滑にやりたいなあ、ぶっちゃけ丸投げして良いものを作ってほしいなあ、など、さまざまな要望、願望にも対応し一緒にお手伝いすることができます。まずはお気軽にお問い合わせください

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